十年一昔
2006年ももうすぐ終わり。みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
先日、ボクはニューヨークに戻ってきました。
「本場アメリカのクリスマスは、さぞかし賑やかなんでしょうね」という質問をされることがよくある。でも、実際、25日のアメリカはとても静か。日本の元旦の佇まいです。
来週からは2007年のスタートです。
干支は『イノシシ』。

あっ、これはシカでした。失礼。
ところで、10年前の1996、97年といえば、みなさん、何を思い浮かべますか?
タイガーがセンセーショナルにデビューしたのが1996年。ちょうど10年前。
ちなみに、12月30日はタイガーの誕生日です。今年で31歳を迎えます。
ボクがフロリダに住み始めたのも、ちょうど10年前の今頃。
まさか当時、いつかニューヨークに住むことになろうとは思ってもみませんでした。
今から10年後の2016年の年末はどの街で迎えるのでしょうか。
………
もうひとつ、十年前という区切りで思うことがあります。
なぜか、それは「ソフトスパイク」の登場。
ソフトスパイクは商標なので、正確には「ノンメタル・スパイク」。
グリーン面へのダメージを軽減することから人気が上昇し、一気に広がりをみせました。それがちょうど十年前。ノンメタルスパイクについては、「日本オルフコース設計者協会」のHPに詳しい歴史が紹介されています。
http://www.jsgca.com/06_gcajournal/gcanl05-p01.html
フェアウェイを闊歩する彼ら。
水かきのついたかわいい足なら、グリーン面へのダメージはないよね。

ノンメタルスパイクの最大の長所は、実はグリーン面へのダメージ軽減にとどまらず、ゴルフカートの床へのダメージや、クラブハウス内のカーペットのダメージ軽減に大きく現れました。
現在、クラブハウス内へのメタルスパイク禁止を掲げているコースは非常に多い。
だだ、PGAツアーの選手の中には、いまだにメタルスパイクを支持する人も多く、舗装のカート道で「ガッ、ガッ」というメタルスパイクの音が聞こえてくることもしばしば。
足から伝わる感覚は、プロにとってはかなり重要で、「そう易々と変えられない」と言う選手の主張はよく理解できる。また、「ノンメタルスパイクのほうが、グリーン面へのダメージが大きい」と言う選手も多いのも事実。
いずれにせよ、この十年でノンメタルスパイクがゴルフ界において完全に市民権を得たのは確か。
この十年間を振り返り、今後の十年を見つめてみるもの一興。
願わくば、政治家さん、そして官僚さんといった国の舵取りを担う方々に、「国家百年の大計」とは言わずとも、十年ぐらいの計をしっかりと立てていただきたい。そう切に感じるこの年の瀬です。

今年は皆さんからたくさんのご支持をいただき、ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。
ではみなさま、良いお年を。
From JJ TANABE (田邉安啓)
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